【Azure】プロンプトフローをカスタマイズしてみた

やること

プロンプトフローをカスタマイズします。具体的には以下のことを行います。

  1. プロンプトの追加
  2. LLMの追加
  3. Python関数の変更

プロンプトの追加

プロンプトを追加します。入力に対して自由に文字列を付け加えることができます。
今回は、「Please tell me about 」という文字を入力値の前に加えたいと思います。

フローは以下のような形になります。
入力値に上記の文字列を加え、それを echo で出力します。実行します。

無事、入力値 atom から「Please tell me about atom.」という文字が出力されました。

LLMの追加

LLMを追加したいと思います。
LLMにプロンプトを投げて出力を得ることができます。
今回は、 以下のようなプロンプトを投げます。「question」に「Please tell me about atom.」が入ります。

フローは以下のような形です。prompt → LLM → echo の順に処理されます。

実行すると、以下のようにLLMからの回答が出力されました。atomについて説明してくれています。

Python関数の変更

最後に、Python関数を変更したいと思います。echoで出力するだけではあまりにも意味がないので笑。

今回は、CSVを配列に変えるという処理をしてみたいと思います。
今までの内容だとやりづらいので、処理順も含めて一気に変更します。
フローは以下のように、prompt → LLM → python の順に処理します。
入力値は「りんご」とします。
promptでは、入力値に「の特徴を10個出力してください」と付け加えます。

LLMでは、以下のようにプロンプトを調整します。

pythonでは、入力値を「,」で分けて配列に格納します。
実行します。

無事、りんごの特徴10個が配列形式で出力されました。

LLMの回答も、ちゃんとCSVになっています。

以上です。

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